PowerShell から呼び出されたときに McAfee Agent のローカルアップグレードが失敗する

技術的な記事 ID: KB94946
最終更新: 2021/11/22

環境

McAfee Agent (MA) 5.x
McAfee Endpoint Security (ENS) 10.6.x 以降

Microsoft Windows PowerShell

問題 1

Windows PowerShell からローカルインストールを呼び出しているときに、新しいバージョンにアップグレードしようとすると、McAfee Agent のアップグレードが失敗します。

注: サイレントインストールも失敗します。

この問題は、次の製品のいずれかまたは両方がインストールされているシステムで発生します。

Endpoint Security 脅威対策
適応型脅威対策 (ATP)

以下のコマンドは PowerShell で実行されます。

Start-Process '.\FramePkg574.exe' /install=agent

注: フレームパッケージ名は異なる場合があり、環境の命名規則によって異なります。

McAfee Agent は、以下のエラーメッセージを表示します。

The following applications should be closed before continuing the installation.

Administrator: Windows PowerShell

Cancel Retry Ignore

問題 2

MFEagent.msi ログファイルに記録されている以下のエラーが表示されます。

Info 1603.The file C:\Program Files\McAfee\Agent\trex.dll is being held in use by the following process: Name: masvc, ID: 8700, Window Title: (not determined yet). Close that application and retry.
MSI (s) (A0:C8) [10:12:31:774]: 7 application(s) had been reported to have files in use.
Info 1603.The file C:\Program Files\McAfee\Agent\ssleay32.dll is being held in use by the following process: Name: masvc, ID: 8700, Window Title: (not determined yet). Close that application and retry.

原因

AMSI フレームワーク (amsi.dll) は Microsoft によって提供され、以下の ENS 機能が有効になっている場合にロードされます。:

Enable AMSI (provides enhanced script scanning) (Windows only)

procmon を介して収集されたデータは、mfeamsiprovider.dll がこの動作を引き起こすことを示しています。 AMSI が有効になっている Endpoint Security は、AMSI スキャン用に要求された MfeAmsiProvider.dll を介して任意のプロセスにロードされている AMSI フレームワークに従います。

回避策

ポリシーオプションを無効にして、ePolicy Orchestrator (ePO) から McAfee Agent を配備します。

ePO コンソールにログオンします。
ENS のオンアクセスポリシーを編集します。
AMSI を有効にする (拡張スクリプトスキャンを提供します) オプションの選択を解除します。
ポリシーを保存します。
ポリシーの施行が実行されるのを待ちます。
クライアントシステムを再起動します。
ePO から McAfee Agent を配備します。

免責事項

この記事の内容のオリジナルは英語です。英語の内容と翻訳に相違がある場合、常に英語の内容が正確です。一部の内容は Microsoft の機械翻訳による訳文となっています。

影響を受ける製品

言語:

この記事は、次の言語で表示可能です:

Knowledge Center

PowerShell から呼び出されたときに McAfee Agent のローカル アップグレードが失敗する

環境