以下は、ENSLを使用する際の推奨ベストプラクティスです。
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OASプロファイルと除外の作成と設定方法
OASプロファイルを設定することで、スキャン操作の際にスキャンするファイルやフォルダーを特定し、フィルタリングすることができます。適切な除外と設定でOASプロファイルを作成することで、システムをよりスムーズかつ効率的に稼働させることができます。注：
Linuxの場合、プロセス名は単なるプロセス名ではなく、実行されるバイナリの絶対パスでなければなりません。
Windows固有のパスを除外項目に追加しないでください。
OASプロファイルは、以下の方法に基づいて設定することができます：
お客様専用のOASプロファイルを設定する（カスタマイズ）：
お客様固有のアプリケーションやサードパーティーのアプリケーションプロセスを除外項目に含めることができます。
要件に応じて、カスタマイズされたOASプロファイルの除外を設定することができます。デフォルトでは、ENSLはOASプロファイルに以下のファイルタイプの除外を持ちます。 arc , ctl , dbf , dbl , dtx , frm , jar , log , myd , myi , rdo , vmdk , war .
一部のサードパーティアプリケーションは、システムの速度低下やハングアップにつながる集中的なI/O操作を実行します。この問題を回避するには、OASアクティビティログを有効にしてそのようなプロセスを特定し、OASプロファイル除外リストにそのプロセスを追加してください。 例として、/docker/ , /splunk/ 、および /opt/IBM/ です。
ePolicy Orchestrator (ePO) コンソールから、ポリシー カテゴリ 、オンアクセススキャン のポリシーを開き、詳細 から プロセス設定 、除外 を開きます。
プロセス名またはパスを追加します。
保存 をクリックします。
リスクベース（高リスク、低リスク）のOASプロファイルを設定する。
OASプロファイルは、リスクベースのオプションを選択しない限り、デフォルトで「標準」として構成されます。システムまたはアプリケーションのプロセスを、重要度と機密性に基づいて分類します。次に、そのようなプロセスをOASプロファイルで高リスクおよび低リスクとして構成します。
ePO コンソールからリスクベースプロファイルを作成するには、次のようにします。
ポリシー カテゴリ 、オンアクセススキャン のポリシーを開き、高リスクと低リスクのオプションを選択します。追加 をクリックし リスクオプション（高リスク、低リスク）でプロセスを追加します。
コマンドラインを使用してリスクベースプロファイルを作成する場合。/opt/McAfee/ens/tp/bin/mfetpcli --addprocess --profile_type process_name /opt/McAfee/ens/tp/bin/mfetpcli --addprocess --highrisk /usr/bin/google-chrome
脅威対策製品およびファイアウォール製品のENSLポリシーの作成と割り当ての理想的な方法
以下は、ENSLTPとENSLFWのポリシーを作成し、割り当てるためのベストプラクティスのリストです。
製品
べし
べからず
ENSLTP
ENSLTPポリシーを作成する際は、適切な命名規則を使用してください。英数字または"_"(アンダースコア)を使用してください。
プロフィール名の間にスペースを入れることは避けてください。
名前は短く、わかりやすいものにする。
長い名前は避ける。
ネットワークドライブ（NFS/CIFS）がマウントされていてスキャンが必要な場合は、OASポリシーの「ネットワークドライブで」オプションを常に有効にしてください。
OASポリシーで無効になっている場合、ネットワークマウントされたドライブはスキャンされません。
スキャンから除外する除外項目で、適切なファイルタイプを追加します。
スキャン除外に無効なファイルタイプやWindowsベースのパスを追加しないようにします。
ENSLFW
ENSLFWポリシーを作成する際は、適切な命名規則を使用してください。英数字または"_"(アンダースコア)を使用してください。
プロフィール名の間にスペースを入れることは避けてください。
名前は短く、わかりやすいものにする。
長い名前は避ける。
ENSLFWポリシー内に複数のファイアウォールルールを個別に作成する。
ネストされたファイアウォールルール（ルールの中のルール）を作らないでください。Linux はネストされたファイアウォールルールをサポートしていません。
ファイアウォールルールは必ず作業用ドメイン名で構成してください。
無効なドメイン名に対してファイアウォールルールを設定しないでください。
ファイアウォールルールは、必ず有効なネットワークポート番号で設定してください。
無効なネットワークポート番号でファイアウォールルールを設定しないでください。
注： ENSLFW が適応モードの場合：
セキュリティ上の理由から、Adaptiveモードでは着信ping（インバウンド）はブロックされます。したがって、着信 ICMP トラフィックのための明示的な許可ルールを作成する必要があります。
ホスト上で開いていないポートへの着信トラフィックは、適応モードでブロックされます。したがって、そのトラフィックのための明示的な許可ルールを作成する必要があります。
ポリシーで適応モードが有効な場合、ePOからサーバータスク「Endpoint Security Firewall Property Translator」を常に有効にして実行します。
