複数の CPU を実行しているシステムでの ePolicy Orchestrator と SQL のパフォーマンスの問題

技術的な記事 ID: KB79310
最終更新: 2022/03/17

環境

McAfee ePolicy Orchestrator (ePO) 5.x

Microsoft SQL Server - サポートされているすべてのバージョン

ePO および SQL でサポートされている環境の詳細については、KB51569 を参照してください。

問題

複数のマイクロプロセッサまたは CPU を搭載したシステムでは、ePO および SQL でパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。これには、以下が含まれますが、これらに限定されません。

クエリの実行時間が長い
SQL アクティビティモニター内で見られる SQL プロセスの長い待機時間
エージェント - サーバー通信（ASCI）要求の処理時間が遅い

原因

問題の 1 つは、最大並列度 (MAXDOP) の設定が正しくないことです。 SQL Server が複数のマイクロプロセッサまたは CPU を搭載したコンピューターで実行されている場合、SQL Server は最高度の並列処理を検出します。つまり、並列プランの実行ごとに 1 つのステートメントを実行するために使用されるプロセッサーの数です。

MAXDOP オプションを使用して、並列プランの実行で使用されるプロセッサーの数を制限できます。サーバーが MAXDOP を判別できるようにするには、このオプションをデフォルト値である 0 に設定します。 MAXDOP オプションが 1 に設定されている場合、このアクションは並列プランの生成を抑制し、SQL ステートメントを 1 つの CPU に制限します。

MAXDOP オプションの詳細については、Microsoft の次の記事を参照してください。 http://technet.microsoft.com/en-us/library/ms181007(v=sql.105).aspx

解決策

MAXDOP が 1 に設定されている場合は、値を 0 に設定します。これはデフォルト値であり、SQL が使用可能なすべてのプロセッサーを使用するようにします。

この設定を変更するには、SQL Management Studio で次の手順を実行します。

SQL Server Management Studio にログオンします。
Object Explorer で、サーバーを右クリックし、プロパティを選択します。
詳細ノードをクリックします。
最大並列度 フィールドに 0 と入力します。

これらの手順により、SQL Server は使用可能なすべてのプロセッサ（最大 64）を使用できます。

注: MAXDOP が 0 に設定されていて、SQL Management Studio で待機タイプが CXPACKET の SQL プロセスで待機時間が長い場合は、SQL が並列ステートメントを実行するために使用する CPU の数を制限してください。

SQL Server の MAXDOP 設定オプションの推奨事項とガイドラインについては、次の Microsoft の記事を参照してください。 http://support.microsoft.com/kb/2806535

免責事項

この記事の内容のオリジナルは英語です。英語の内容と翻訳に相違がある場合、常に英語の内容が正確です。一部の内容は Microsoft の機械翻訳による訳文となっています。

影響を受ける製品

ePolicy Orchestrator 5.10.x

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