テクニカル サポートに問い合わせる前の基本チェック
 

最新の DAT ファイルとエンジン ファイルを使用していることの確認
現在の DAT およびエンジンは、セキュリティ更新 Web サイトからダウンロードします。

1. 最新のセキュリティ更新を取得してください。
   
   DAT、エンジン、XDAT、または Stinger ファイルをダウンロードするには、 セキュリティの更新ページに移動してください。
   
   自動更新が失敗した場合、または感染したシステムで追加 .DAT のファイルを使用する場合には、これらをダウンロードする必要があります。
2. DAT タブをクリックして最新の DAT をダウンロードします。ファイル形式は、DAT バージョンの dat-####.zip であり、#### が DAT のバージョンを示します。
3. エンジン タブをクリックすると、最新のエンジンがダウンロードされます。
4. ［バージョン］ 列を確認して、現在リリースされているエンジンのバージョンを特定します。

最新の利用可能な製品パッチまたは Hotfix の使用を保証

1. お使いの製品でサポートされているプラットフォームの記事をここから入手して、最新のパッチと HotFix のレベルを確認します。
2. どの パッチ/HotFix がインストールされているか判断します。これを行う方法は、製品によってさまざまですが、典型的な方法には次のものが含まれます。
   • システム トレイの製品のアイコンを右クリックして、バージョン情報 を選択します。
   • 製品コンソールを開いて、ヘルプ、バージョン情報 を選択します。
   • 製品の中には、パッチがインストールされたかどうかを判断するためのコンソール コマンドを必要とするものもあります。該当の製品マニュアルを参照してください。
     
     製品ドキュメントについては、 製品ドキュメントポータルにアクセスしてください。
     
      
3. 最新の 製品パッチをダウンロードしてインストールしてください。製品パッチ、DAT、エンジン更新の組み合わせが、ウイルスを取り除くために必要になる可能性があります。
    
   
   製品の ダウンロードサイトでは、製品ソフトウェア、アップグレード、メンテナンスリリース、ドキュメントを入手できます。
   
   注: アクセスには有効な認可番号が必要です。 製品のダウンロードサイトの詳細と製品の代替場所については、 KB56057-Enterprise 製品の更新とドキュメントをダウンロードする方法 を参照してください。
4. 最新の Hotfix を取得します。
   
   Hotfix は特定の問題を解決するために作成されますが、一般には公開されていません。テクニカル サポートにお問い合わせいただくことで入手できます。
   
   
   テクニカルサポートに問い合わせるには、[ サービスリクエストの作成] ページに移動 して、ServicePortal にログオンします。
   • 登録済みのユーザーの場合は、ユーザー ID とパスワードを入力して、[ ログイン] をクリックします。
   • 登録済みのユーザーでない場合は、 登録 をクリックして各項目を入力すると、パスワードと手順がメールで送信されます。

Microsoft セキュリティ パッチ
セキュリティ脆弱性の悪用を防止するために、最新の Microsoft セキュリティ パッチをインストールします。

1. Windows Update の場合の参照先: http://update.microsoft.com/microsoftupdate/v6/muoptdefault.aspx?ln=en&returnurl=http://update.microsoft.com/microsoftupdate/v6/default.aspx?.
2. 最新のパッチと修正プログラムがダウンロードされてインストールされていることを確認してください。これを自動的に実行するように Windows を構成できます。  

ポイント製品構成
オンアクセス スキャナとオンデマンド スキャナを次のように構成したことを確認します。

• スパイウェアのスキャン
• 潜在的に必要とされているプログラムのスキャン

次のオプションを有効にしていることを確認します。

• ヒューリスティック スキャン
• バッファ オーバフロー保護
• 最も高い秘密度になっている Global Threat Intelligence（KB70130を参照）
  
  これらのオプションの中には VirusScan Enterprise だけで利用可能なものがあります。詳細と手順については、製品のガイドを参照してください。
  
  製品ドキュメントについては、 製品ドキュメントポータルにアクセスしてください。

すべてのスキャン設定を有効にした状態でオンデマンド スキャンを実行します
プライマリ アクションを ［クリーン］ に設定した状態で全ファイルのフル オンデマンド スキャンを実行します。オンデマンド スキャンの構成方法の詳細については、使用している製品の製品ガイドを参照してください。VirusScan Enterprise の場合、スタート、プログラム、McAfee、On-Demand Scan、スタート をクリックします。


最新の Beta DAT ファイルでの scan.exe の実行
オンデマンド スキャンと標準の DAT ファイルが感染を検出できない場合、Beta DAT ファイルに追加の署名付きで検出されている可能性があります。
 

1. Beta DAT ファイルのダウンロード元: https://www.trellix.com/en-us/downloads.html.
2. Beta DAT ファイルを適用する際の注意事項:
   • 自動（最新の SuperDAT 実行可能ファイルを使用）:
     1. 感染したコンピュータで avvwin_xdatbeta.exe を起動します。実行可能ファイルは DAT ファイルを使用するすべての 製品を更新します。
     2. 更新が完了した後、製品に従ってすべてのドライブまたはデータベースでオンデマンド スキャンを実行します。
         
   • 手動 (最新の DAT ファイルを使用):
     製品の DAT ファイルを手動で更新するには、その手順に対応する記事を参照します。 
      

     LinuxShield	KB57736
     SaaS Endpoint Protection	KB53768
     Security for SharePoint	KB51634
     VirusScan Enterprise	KB51679

疑わしいファイルの場所の特定
疑わしいエントリを含む可能性の最も高いのは、スタートアップ フォルダーとレジストリの場所です。次の場所を調査してください。

注: この記事には、レジストリの起動または変更に関する情報が含まれています。

• 以下の情報はシステムの管理者が使用することを想定しています。レジストリの変更は元に戻せません。誤った変更を行うとシステム障害が発生する可能性があります。
• テクニカル サポートは、実行する前にレジストリのバックアップを取得すること、リストア方法について理解しておくことを強くお勧めします。詳細については、 advanced users 記事のレジストリ情報の Microsoft Windows を参照してください。
• 正規のレジストリ インポート ファイルであることが確認されていない REG ファイルを実行しないでください。

 

スタートアップ グループ
フォルダーを調べるときには、表示を詳細に変更して作成日項目でファイルを並べ替えます。

レジストリの場所
スタートアップ時に起動し、多くの場合、誤使用されるレジストリ内の共通場所を確認します。
 

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunServices
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnceEx
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\Windows\AppINit_DLL

HKEY_USERS\.Default\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
HKEY_USERS\[SID]\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
 
マルウェア固有:

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer\run
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System DisableTaskMgr
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System DisableRegistryTools

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer\run
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System DisableTaskMgr
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System DisableRegistryTools
HKEY_LOCAL_MACHINE\software\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\Winlogon
 

ウイルスがよく使用するディレクトリの場所
 

C:\
%windir%\
%windir%\system32\
%windir%\system32\drivers
%windir%\system32\dllcache
%TEMP%
%ALLUSERSPROFILE%\Start Menu\Programs\Startup
%userprofile%\local settings\temp
%userprofile%\application data
%userprofile%\local settings\application data
C:\Program Files\
C:\temp
C:\Recycler
C:\Documents and Settings
 

疑わしいアクティビティまたはマルウェアのレジストリの解析
以下の手順で参照するユーティリティの詳細は、KB72766 を参照してください。