McAfee Endpoint Security 製品: McAfee Management Service および依存関係

技術的な記事 ID: KB85374
最終更新: 2023-02-27 21:58:46 Etc/GMT

環境

McAfee Endpoint Security (ENS) Firewall 10.x
McAfee Endpoint Security (ENS) Threat Prevention 10.x
McAfee Agent (MA) 5.x for Windows
McAfee Host Intrusion Prevention (Host IPS) 8.0 for Windows Patch 6 以降

McAfee VirusScan Enterprise (VSE) 8.8 for Windows Patch 6 以降

概要

新しい McAfee Management Service (MMS)

新しいバージョンの McAfee Endpoint Security 製品にインストールされたバージョン 15.4 以降の McAfee SystemCore には、新しい Windows サービスである McAfee Management Service が追加されています。

MMS は、15.4 の重要な機能に関連する多くの McAfee セキュリティサービスのサービスコントロールマネージャーとして、Windows サービスコントロールマネージャー (SCM) に代わるものです。 MMS サービスは、McAfee Service Controller として SCM スナップインに表示されます。

Windows サービスの依存関係

MMS は Microsoft 暗号化サービスに依存します。 CryptSvc は、鍵管理サービスと信頼済み証明書検証サービスを提供します。 McAfee SystemCore ドライバは、これらの機能に依存して、認証が安全であるかどうかを検証します。 CryptSvc は、Windows のデフォルト設定である [自動起動] に設定する必要があります。[無効] や [遅延開始] に設定しないでください。

MMS は、Microsoft ユーザーモード電源サービスに依存します。電源関連のプロパティとイベントは、Microsoft 電源サービスが無効になっているか [遅延開始] に設定されている場合、McAfee SystemCore ドライバで正しく管理されないことがあります。 MMS は、電源に依存するプロパティの変更に関するコールバックイベント情報用に、電源サービスを登録します。電源サービスは、Windows のデフォルト設定である [自動起動] に設定する必要があります。[無効] や [遅延開始] に設定しないでください。システム電源管理イベントは、システム電源のステータス、デバイスとシステムの動作モード、または電源設定の値が変更された場合に発生します。これらのイベントは、アプリケーションやインストール可能なドライバの動作に影響する可能性があるため、各イベントごとに通知をブロードキャストすることにより、すべてのアプリケーションとインストール可能なドライバがシステムによって通知されます。

Windows 電源管理の詳細については、https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/aa373223%28v=vs.85%29.aspx を参照してください。

重要: Windows サービスのデフォルト設定を変更すると、重要なサービスが正しく動作しなくなる場合があります。自動的に起動するように構成されているサービスのスタートアップの種類またはログオンの設定を変更する場合は、特に注意が必要です。

Windows サービスの変更の詳細については、以下のリンクで「Threats and Countermeasures Guide: System Services」を参照してください。
https://technet.microsoft.com/en-us/library/hh125927%28v=ws.10%29.aspx

サービスとしての MMS

MMS の目的は、Microsoft SCM 管理サービスがマルウェアによってシャットダウンされる (または無効になる) セキュリティリスクを軽減することです。 McAfee の主要なセキュリティサービスは、SCM ではなく MMS によって管理され、自己保護機能によって保護されているため、マルウェア攻撃やセキュリティ上の脆弱性の影響を受けにくくなっています。

MMS は Windows SCM 管理対象サービスであり、Windows SCM には McAfee Service Controller (サービス名: mfemms) としてリストされます。

サービス自体は、McAfee LockDown API により、シャットダウンや無効化から保護されます。 MMS によって管理される McAfee サービスは、MMS に依存しないため、MMS が応答を停止したり、何らかの理由で終了したりしても、管理対象のサービスは中断することなく機能します。 MMS には自己保護ウォッチドッグも付属しているため、MMS が予期せず終了した場合は、自動的に再起動されます。

McAfee Endpoint Security 関連サービスのステータスの確認

MMS は Windows SCM と可能な限り同じになるように設計されているため、サービスの管理にも同じ概念が適用されます。たとえば、開始、停止、依存関係、コマンドライン引数の概念は、MMS によって管理されるすべてのサービスに適用されます。

MMS で稼働している McAfee サービスを照会するには、次の手順を実行します。

McAfee SystemCore の common files ディレクトリにある mmsinfo ツールを使用します。
管理コマンドプロンプトを開きます。
次のコマンドを実行し、すべての管理対象エンドポイントサービスをリスト表示します。

c:\Program Files\Common Files\McAfee\SystemCore>mmsinfo -enum

mmsinfo ユーティリティを次のコマンドラインスイッチと共に使用すると、MMS 管理対象サービスに関する情報を収集できます。

mmsinfo.exe -start [short name of service]
mmsinfo.exe -query [short name of service]
mmsinfo.exe -qc [short name of service]
mmsinfo.exe -enum (enumerates all managed endpoint services)
mmsinfo.exe -enumdepend [short name of service]

注: MMS 管理サービスの開始または停止が失敗した場合は、その理由を調べてください。通常、この障害は、構成またはサービスの依存関係が正しくないことが原因で発生します。 MMS は、Windows システムイベントログにイベントを記録します。 McAfee Service Controller でフィルタリングを行い、特定の MMS 管理サービスが正常に開始または停止した時間と、開始または停止に失敗した時間を確認できます。

SCM テーブルに McAfee Firewall の主要なサービスを一覧表示する

SCM スナップインに一覧表示されている主要な Firewall (FW) サービスは、手動スタートアップタイプとして表示されます。このエントリは、MMS によって管理される主要な FW サービスとは関係ありません。古い SCM 管理対象モデルでこのサービスを必要とする古い McAfee ポイント製品をサポートするために、このエントリは引き続き SCM に存在しています。 Host IPS 8.0 パッチ 6 以降を使用している場合は、通常、サービスのステータスは空白 (開始されていない) になります。

免責事項

この記事の内容のオリジナルは英語です。英語の内容と翻訳に相違がある場合、常に英語の内容が正確です。一部の内容は Microsoft の機械翻訳による訳文となっています。

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