GUIの「Troubleshooting」－「Backup/Restore」から同一の機器のbackupファイルの場合はフルリストアすることができますが、異なる機器の場合はフルリストアすることができません。

異なる機器の場合も下記コマンドラインの手順にてbackupファイルをフルリストアすることができます。

1. GUIへログインしている場合は事前にログオフします。
2. コンソールへアクセスし、保存したbackupファイルを、フルリストアしたいWeb Gatewayの/tmpへ保存します。
   ※USB Stick、SCP、LFTPなどで適宜backupファイルをWeb Gatewayへ保存してください。
3. 保存したbackupファイルのパーミッションを変更します。

   chmod 777 保存したbackupファイル名

4. UUIDを設定しフルリストアのコマンドを実行します。

   /opt/mwg/bin/mwg-coordinator -R
'file:in=PATHTOBACKUPFILE;options:uuid=UUID'

   ※上記のPATHTOBACKUPFILEへbackupファイルのパスを入力します。
   ※上記のUUIDへbackupファイルをテキストエディタで開いた中にある、<co_node id="xxxx">のxxxx部分を入力します。
   ※v7.3以降でバックアップ時にパスワードを指定して設定ファイルを暗号化した場合には以下のようにしてパスワードを指定してください。

   options:uuid=UUID,password=PASSWORD

   保存したbackupファイルが「config.backup」、UUIDが「44454C4C-4A00-1039-8047-B9C04F355031」の場合の実行例は下記です。

   [root@mwgappl tmp]# /opt/mwg/bin/mwg-coordinator -R
'file:in=config.backup;options:uuid=44454C4C-4A00-1039-8047-B9C04F355031’

5. 下記のような結果が返ってきたことを確認し、設定を反映させるために再起動を行います。

   [root@mwgappl tmp]# /opt/mwg/bin/mwg-coordinator -R
'file:in=config.backup;options:uuid=44454C4C-4A00-1039-8047-B9C04F355031’
successfully sent restore request "file:in=config.backup;options:u
uid=44454C4C-4A00-1039-8047-B9C04F355031" to running Coordinator process.
Job queued with id: 1160
Job progress: .
Job finished.
Coordinator responded:
OK

6. GUIへログインし、設定がフルリストアされていることを確認します。
7. /tmpへ保存したbackupファイルを削除します。

注意点

ご利用バージョンのbackupファイルをそれより前のバージョンに復元することはサポートしておりません。