Drive Encryption と関連している ePolicy Orchestrator の障害復旧時における考慮事項

技術的な記事 ID: KB79247
最終更新: 2022-03-18 14:53:08 Etc/GMT

環境

McAfee Drive Encryption (DE) 7.x
McAfee ePolicy Orchestrator (ePO) 5.x

概要

この記事では、上記に記載されている ePO および DE のバージョンが存在する環境で障害復旧を行う場合、管理者が直面する可能性のある問題のいくつかについて説明します。

この記事は、ePO 5.0 で導入された新しい障害復旧機能の説明ですが、他の障害復旧手順も同様となります。

問題

ePO 障害復旧機能を実行した後に、直面する可能性がある問題は以下の通りです：

影響を受ける DE Data	備考
機能や製品設定	ePO 復旧スナップショットの取得後に設定が変更された場合、これらの機能が失われ、想定される動作に戻ります。
ポリシー	ePO スナップショットの取得後に行われたポリシー変更は、ePO が復元されると破棄されます。管理者はポリシーを訂正し、スナップショットの取得後に行われた設定の変更を反映する必要があります。
ユーザー割り当て	ePO スナップショットの後のユーザー割り当ては失われます。ポリシーを強制的に施行した場合、クライアントの DE ユーザーは削除されます。
管理者復旧システム復旧ファイル	ePO スナップショットを取得後システムをアクティベートした場合、復旧とディスク情報は有効になりません。アクティブノードが McAfee ePO サーバーに接続すると、復旧情報 (キー) がアップロードされ、ePO データベースに配置されます　(ノード ID の変更のため）。しかし、ディスク情報は、システムまたはサービスが再起動されるまで表示されません。回避策: クライアントシステム上の McAfee Drive Encryption Agent サービスを再起動し、「プロパティの収集と送信」または「エージェントウェークアップコール」を実行します。
自己復旧	元々設定されていたローカルシステムに格納された自己復旧データはそのまま残ります。ただし、ePO データベースの現在のスナップショットに存在しないため、同じユーザーを共有する他のシステムでは使用できない場合があります。
SSO データ	SSO は再度設定する必要があります。 SSO は取得したクライアントで機能し続けます。
クエリーによるトークンリセット	前回のトークンリセット後にクライアントと同期していない場合は、再度トークンをリセットする必要があります。
クエリーによるパスワード変更	前回のトークンリセット後にクライアントと同期していない場合は、再度パスワードを変更する必要があります。
ローカルドメインユーザーの追加	復旧スナップショットを取得した後に追加したユーザーは、ePO データベースが復元すると削除されます。このポリシーオプションが有効になっている場合、ユーザーは ePO データベースに再度追加されます。新しく追加されたローカルユーザーは再度初期化される必要があります。
ユーザーの初期化	スナップショットの取得前に追加したユーザーおよびスナップショットの追加後に初期化したユーザーは、初期化されていないユーザーとして扱われます。特定のノードで初期化されたユーザーは、ご自身のパスワードでログオンできます。ただし、同じユーザーが新しいノードに追加される場合、ユーザーの初期化は必須であり、最新のパスワードがすべてのノードに反映されます。
拡張のアップグレード	新しい拡張ファイルがチェックインされた場合、 ePO は既存のスナップショットを期限切れと認識します。
ポリシー割り当てルール	ポリシーと同様です。（上記を参照してください）割り当てルールが削除された場合は、システムベースのポリシーにフォールバックします。管理者は、適切な環境変更を行う必要があります。
バージョン 5 ユーザーデータの移行	ユーザ割り当てと同様です。（上記を参照してください）バージョン 5 移行経由で (ePO スナップショット取得後) クライアントに割り当てられた新しいユーザーは、障害復旧後に失われます。
パスワード	パスワードの変更は ePO と同期され、タイムスタンプにしたがって更新されます
レポート	、古いデータベースのスナップショットへの復旧のため、レポート情報が期限切れです。クライアントがシステムに接続を開始すると、情報が再度照合されます。

免責事項

この記事の内容のオリジナルは英語です。英語の内容と翻訳に相違がある場合、常に英語の内容が正確です。一部の内容は Microsoft の機械翻訳による訳文となっています。

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