Secure Computing により以前提供された一部のアプライアンスには、発生したすべてのハードウェア エラー メッセージをログするシステム イベント ログ (SEL) があります。システム診断を実行すると、ログを辿って記録されたすべてのエラーをレポートします。これにより、エラーがログされたエラーか現在のエラーかが明確でなくなることがあります。 そのため、ハードウェアの問題が解決されたら、SEL をクリアするのが良い方法です。
例外 (以下のアプライアンスには SEL はありません):
- Email Gateway モデル: S10E、S10D、S120B、および S120
- Firewall Enterprise モデル: RM700F、510F、410F、510E、410E、210E、510D、410D、210D、110D、510C、410C、210C、110C、310B、および 210
- Firewall Enterprise Control Center モデル: CC500
- Web Gateway モデル: WW1100E、SME500E、SME250E、WW2900C、WW500C、WW1100B、WW1900、および SME250
SEL をクリアするには、ご使用のモデルに適切な手順を使用します。
以下のモデルの場合の手順
- Email Gateway モデル: C10000D、E5200、および E2200
- Firewall Enterprise モデル: 510G、410G、4150F、2150F、2100F、1100F、4150E、2150E、2100E、1100E、4150D、2150D、2100D、および 1100D
- Firewall Enterprise、Multi-Firewall Edition モデル: 2150F VX-32、2150F VX-16、および 2150F VX-8
- Firewall Enterprise Control Center モデル: CC2800、CC2500、および CC1500
- Web Gateway モデル: WW1900E、WW1900D、WW2900C、および WW1900C
- アプライアンスを再起動します。
- プロンプトが表示されたら Ctrl+E を押してリモート アクセスの設定に入ります。これによりメニューが表示されます。
- System Event Log menu (システム イベント ログ メニュー) を選択します。SEL の表示とクリアの 2 つのオプションが表示されます。
- オプション Clear System Event Log (システム イベント ログのクリア) を選択します。
- アプライアンスを再起動して、通常の稼働状態にするか、必要に応じてトラブルシューティングを続けます。
その他のすべてのモデルの場合の手順
- Windows システムのコマンド プロンプトを開きます。
- 開始 をクリックします。
- 実行... を見つけてクリックします。実行ウィンドウが表示されます。
- 開く: フィールドに cmd と入力して OK をクリックします。Windows のコマンド プロンプトが開きます。
- 以下のコマンドで、ipmicd.iso ファイルをダウンロードします。
ftp ftp.support.securecomputing.com
ユーザー名は anonymous です。
パスワードは 電子メール アドレスです。
cd outgoing
bin
get ipmicd.iso
- 未使用の CD を入手して、ファイル ipmicd.iso を ISO イメージとして CD に書き込みます。
- CD をアプライアンスに挿入して、アプライアンスを再起動します。 アプライアンスが CD からブートしたら、ENTER を押してコンソールをアクティブにします。
- (オプション) 必要に応じて、SEL/ESM データをクリアする前にフロッピー ディスクまたは USB メモリにコピーします (例えば、テクニカルサポートに送信する場合など)。
- SEL/ESM ログ データをフロッピーのファイルにコピーするには、以下の手順を実行します。
- フォーマット済みのフロッピー ディスクを挿入します。
- # sel2floppy と入力します。
- SEL/ESM ログ データを USB のファイルにコピーするには、以下の手順を実行します。
- USB メモリを挿入します。
- dmesg を実行して、USB メモリのデバイス名を確認します (例: sda、sdb)。
- mount /dev/sdX1 /mnt/usb コマンドで USB メモリをマウントします。
- sel2usb.sh を実行します。
注: USB メモリへの書き込みがうまくいかないプラットフォームがあります。その場合は、フロッピー ディスクを使用してください。
- clearsel と入力し、ENTER を押して SEL をクリアします。プロセスが開始すると、SEL をクリア中 と表示されます。消去には数秒かかります。 60 秒待機してから、アプライアンスを再起動します。
- アプライアンスを再起動して、通常の稼働状態にするか、必要に応じてトラブルシューティングを続けます。